インプラント手術による口腔内の血管や神経損傷

医療事故を考える

口腔内の血管や神経

虫歯などにより歯を失ってしまった人にとりましてインプラント治療は大変注目されている施術となるのですが、インプラント治療は手術を伴う施術であり医療事故が発生している事実を認識する必要があるのです。

この治療における有名な医療事故としましては2007年に発生した70代女性の死亡事故が存在しており、当時の執刀医は最終的に業務上過失致死罪に問われることとなりました。

口腔内には多数の血管や神経がある

この事例は極端なのかも知れませんが、口腔内には多数の血管や神経が存在しておりますので手術を行う以上医療事故の可能性は必ず付きまとうことになるのです。その中におきまして多く報告されておりますのが、知覚神経の切断や損傷なのであります。

血管の損傷

そして微細な傷程度であれば自然治癒の可能性もあるのですが、知覚神経を完全に切断してしまった状態におきましては、自然に治癒することがほぼ不可能となるのであります。そして知覚神経が切断状態となりますと、痺れや麻痺が生じてしまうこととなり日常生活に重大な問題が生じることになるのです。

さらに大きな問題となてしまうのは血管の損傷であり、特に止血の難易度が高い舌下動脈を傷つけてしまいますと、最悪の場合には死亡事故へと至ってしまう可能性が指摘されているのです。このような事故に遭遇しないためには信頼のおける歯科クリニックを選択して、事前に十分なカウンセリングを受けるとともに、執刀医の技術力や執刀経験を見極めることが重要とされているのです。